今回はタントXターボSA[DBA-LA600s]とレヴォーグ2.0GT-S[DBA-VMG]に撥水コーティングをしてみたのでそのレビューです。
今回はGlasspowerという撥水コート剤を使用してみました!
撥水コートとは…
撥水コートとは、ボディやガラスの表面に水を弾くシリコンやガラス(フッ素)などをコーティングすることで水を玉状にし、角度や走行風などで落とすことで汚れや雨を流してしまおうというものです。
一般的に、シリコン系は撥水力が強いものの、持ちが悪く、また、シリコンは油なのでガラスに油膜がはられたような状態となり、前が見えない、といった状態になったりもします。
ガラコなどがそれに該当します。
ガラス(フッ素)系は撥水力は劣るものの、長持ちします。
フッ素といえばティファールなどのテフロン加工(フッ素加工)をしたフライパンのイメージがあったりしますが、まさにあれと同じイメージです。
今回の撥水コート剤は…
今回使用する撥水コート剤は、GlassPowerというものです。
GlassPowerはフッ素系で、油脂成分は一切配合していないとの事。
また、ガラス面もホイールもメッキもどこでも使える!というのが魅力で、
コーティング方法も洗車後濡れたままの状態でスプレーして伸ばして流すだけ!というお手軽さもあり導入を決定しました。
なお、Amazonで購入しました。
Amazonの商品ページへ→GlassPower (グラスパワー)原液1000ml セット 濃縮原液5倍希釈用 超撥水ガラス繊維系コーティング剤 全塗装色対応・Made in Japan
GlassPowerが届きました!
GlassPowerを開封したところ
GlassPowerの中身はこんな感じ。
原液と希釈するための容器やらカップやらと伸ばすためのスポンジやらクロスやらが入っています。
説明書どおりに希釈して準備万端です!
実際に使ってみたところ…
いきなりタントやレヴォーグに使うのはためらわれたため、まずは家にあるミラジーノのリアガラス半分に使用してみました。
わかりますかね?右側はなにもしていないので水がべたっとしていますが、左側は撥水コート施工後のため水が玉になっています!
これには感動しました。水がスルスル落ちていきます。また、ボディの艶も増した感じです。
これはいいとタントにも施工してみました。
フロントウィンドウに撥水コートを施工したところこれまた水を弾く弾く。
お次はレヴォーグです。
ボンネットの半分に撥水コートをしてみました。
施工後は左側です。
右側に比べてコーティングされ水が玉になっています。
近づいてみました。
コーティング前後ではえらい違いです。
ただ、レヴォーグは全体的に角度が浅く、水平よりなので水が落ちていきません。
ちょっと想定外でした。
レヴォーグのルーフにも撥水コートをしてみました。
左側半分が水玉になっていますね。
撥水コートをしてみて
GlassPowerによる撥水コートは楽チンで、スプレー吹いて水をかけると水が弾くという意味不明な状態でした。
この手軽さは感動物です。
但し、注意が…
詳しくはいずれどこかで書こうと思っていますが、レヴォーグには失敗だったかもしれません。
角度が浅いため、雨の後などは水玉がボディ上にのったままで、逆に水垢やイオンデポジット(ウォータースポット)が沢山出来てしまいました。
タントもボンネットやルーフは同じような症状がでました。
また、レヴォーグはフロントガラスとリアガラスの角度も浅いため、油膜が出来てしまい、夜の運転は非常に怖いものとなってしまいました。
これに関してはGlassPowerだけによるものなのかはわからないのですが、あまりに危険だったので油膜落としでガラス面は落としてしまいました。
もし使用される方がいらっしゃれば、私はガラス面以外での使用をオススメします。
追記:
実は、油膜に関しては私の勘違いだったようです。
原因は、ワイパーゴムの劣化による拭き残しのようです。
先日ワイパーゴムを交換したのですが、その後問題が発生しなくなりました。
ですのでGlasspowerの問題ではございません。
申し訳ございませんでした。
但し、スバルは公式でフロントガラスに撥水コーティングをすることを禁止しています。
以下スバルアイサイトオーナーズサポートサイトからの引用です。
フロントガラスに撥水コーティングをしてもいいですか?
フロントガラスにコーティング剤は使用しないでください。撥水剤によりガラスに付いた水分が水滴状態になったり、コーティング剤が劣化して油膜になり、カメラの視界が悪くなる可能性があります。SUBARU : スバル アイサイト オーナーズサポートサイト よくあるご質問
より引用
あくまで使用は自己責任でお願いします。