今回はタントに続き、レヴォーグのドライブレコーダー(WDT500)を自分で取り付けた話です。
WDT500、コスパ最高です!
タントの取り付け記事はこちら
- なぜ取り付けようと思ったのか
- 今回取り付けたドライブレコーダーはこちら
- 届いたドライブレコーダーはこちら!
- 用意したもの
- 取り付け作業はこちら
- ドライブレコーダーの取り付け前に最初にすること
- ヒューズボックスから電源を取る
- 電源コードをフロント側に取りまわす
- リア側のコードを取りまわす&リアカメラ取付
- フロントカメラ取付
- 動作確認、角度調整
- 最後に
なぜ取り付けようと思ったのか
基本的にタントの時と同じ理由となりますが、昨今のあおり運転やらの動画がテレビやYoutubeなどに上がっているのを見ると自分もつけておこうと思いました。
また、レヴォーグでは旅行にも行くので、旅先のドライブ映像がとれるといいな!というのも理由の一つです。
今回取り付けたドライブレコーダーはこちら
今回も、前回同様 ユピテルのWDT500のアマゾン限定モデル、電源直結モデルを選びました。
追記:現在ユピテルのWDT500の後継ははWDT510cになったようですが、こちらはシガープラグモデルなので、電源直結のオプションを購入する必要がありそうです
タントに取り付けて、特に不満もなく、価格も安価なためです。
届いたドライブレコーダーはこちら!
こちらがYupiteruのドライブレコーダー、WDT500となります。
開封、中身のレビューはタントの記事をご覧いただければと思います。
用意したもの
ドライブレコーダーをDIYで取り付けるために用意したものはこちら
まずは検電テスター
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そしてミニ平型ヒューズ
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6φ丸形端子セット
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ギボシ端子セット
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結束バンド
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が必要です。
また、私は持っていましたが、ギボシ端子の圧着ペンチ(ギボシカシメレンチ)が必要です。
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検電テスター
こちらはヒューズボックスから電源を取り出す際に電源が届いているか確認するために使用します。
ミニ平型ヒューズ電源
こちらはヒューズボックスから電源を取る際に使用します。
なお、ヒューズには様々な形がありますが、レヴォーグ(VBA-VMG)はミニ平型タイプが使用できます。
今回は10Aミニ平型ヒューズ電源にしました。(タントのときは15Aミニ平型ヒューズでした)
丸形端子セット
こちらはドライブレコーダーのアースを接続する際に使用します。
サイズは6Φ(6ファイ、内径6mm)を使用します。
ギボシ端子セット
こちらはドライブレコーダーと先ほどのミニ平型ヒューズ電源を接続するために使用します。
結束バンド
こちらはヒューズ電源を裏側で固定するために使用します。
150mmと100mmを用意しました。
ギボシ圧着ペンチ
こちらはギボシ端子をコードに圧着するために使用します。
家にすでにあったものです。
ここまでくるととっても難しそうに感じてくるかもしれませんが、機械が好きな方であれば全然問題なく取り付けが可能です!
バッテリー交換も無理!というかたは少し大変かもしれませんが、何せ失敗しても車が動かなくなるわけではないので挑戦する価値はあるかもしれませんよ!
取り付け作業はこちら
電源回りの下準備
まずはドライブレコーダーの電源回りの準備からです。
ドライブレコーダーの電源の線を、ヒューズボックスとアース接続用の丸形端子につなぎます。
必要なものは
- 10Aミニ平型ヒューズボックス
- 丸形端子セット(6Φ(内径6mm))
- ギボシ端子
- ドライブレコーダーの電源の線
- ギボシ圧着ペンチ
となります。
赤と黒の線はドライブレコーダーの電源の線となります。
赤いほうがヒューズボックス、黒いほうがアースとなるように接続します。
接続のイメージとして、
赤線-ギボシ端子オススリーブ(キャップ)-ギボシ端子オス・・・①
とつけて、
ヒューズボックス-ギボシ端子メススリーブ(キャップ)-ギボシ端子メス・・・②
となっている②と①のギボシ端子オスメス、スリーブ(キャップ)オスメスをつなげる
オスが先がとがっている方、メスが先が広がっているほうです。
スリーブ(キャップ)はギボシ端子の袋に入っている透明のもので、オスは小さくメスが大きいです。
黒線-丸形端子キャップ-丸形端子・・・③
とつけて、③を車のアースがとれる場所につなげる
という感じです。
では①の赤線-ギボシ端子オスキャップ-ギボシ端子オスの取り付けです。
まずは赤い線に上の写真のようにギボシ端子オススリーブを通し、さらにギボシ端子オスを差し込みます。
スリーブ(キャップ)の向きに注意してください(膨らんでいる場所までの距離が近いほうがギボシ端子に近い側です)
両方を通したらカシメペンチでかしめます。(ギューッと握って金属部分をつぶす感じです)
完成図は右のような感じです。
カシメが終わればスリーブ(キャップ)をつけてください。
左側にあるのは②のヒューズ側のギボシ端子メスです。
最後に①と②をつなげます。
しっかりと奥まで差し込んでくださいね。
ギボシ端子の取り付け方に関しては、以下の動画も参考にしてください!
次に、③のアース側の準備です。
ドライブレコーダーの黒側の線に、白いカバーと丸形端子を通します。
通したら、
先ほどと同じようにカシメペンチでかしめます。
最後に白いカバーをかぶせて完成です!
ようやく電源回りの下準備が完了です!
ドライブレコーダーの取り付け前に最初にすること
さて、ドライブレコーダーの取り付け前にすることとして、バッテリーの仮外しを行います。
バッテリーの場所は過去記事のバッテリー交換を参考にしてください。
仮外しとは、この後ヒューズの接続をする際にバッテリーのマイナス側を外すため、下準備としてすぐに外せるよう緩めておく作業となります。
バッテリーのマイナス側のボルト(右上)を
緩めて外せる状態にしておいたら完了です!
ヒューズボックスから電源を取る
次に、ヒューズボックスからドライブレコーダーの電源をとる作業となります。
必要なものは、
- 事前準備したヒューズ端子、ドライブレコーダーの電源、アース端子
- 検電テスター
- レンチ(アース取り付けに使用)
- 車の鍵
- ドライブレコーダー本体(フロント側)
となります。
レヴォーグ(DBA-VMG)のヒューズボックスはエンジンスイッチ下、トランクを開けるハンドルの上のボックス(またはETCボックス)の奥にあります。
このボックスの上側を引っ張ると
パカっと開きます。
奥にあるこのようなものがヒューズボックスとなります。
覗いて右側にあるボルトに後からアースを取り付けるので目視確認しておきましょう。
ではヒューズを取り付けていきます。
今回は、一番左側の下から2番目の10Aのソケットヒューズを使用します。
まずはヒューズを外します。
ここで、このヒューズで問題ないかを確認します。
使用するのは検電テスターです。
まず、検電テスターについている黒い洗濯ハサミみたいなものの反対側を検電テスターのお尻に刺します。
次に、黒い洗濯ばさみ部分を先ほどのアース接続予定のボルトに挟みます。
そして、車の電源を入れるためにプッシュスタートボタンを押してACCオンにします。
最後に、先ほど外したヒューズの奥にある金属部分をツンツンして検電テスターが光る方を確認します。
上側の金属部分をツンツンした際に光ると思います。
確認が完了したらプッシュスタートを2回押して車の電源を切りましょう。
検電テスターも片付けて問題ありません。
先ほど光った上側がプラス側となるため、そちら側にヒューズの線が刺さっている方が刺さるようにヒューズを指すのですが、念のため仮外しのバッテリーのマイナス側を外してから取り付けましょう。
バッテリーのマイナス側を外して
ヒューズ端子の線が刺さっている方を上にしてヒューズを刺します。
次に、③のアースを先ほど目視確認したボルトに仮付けします。
ここまできたら、一度バッテリーのマイナス側を仮付けし、ドライブレコーダーとドライブレコーダーの電源の線をつなぎ、ドライブレコーダーの電源が入るか確認しましょう!
ドライブレコーダーのフロント側とドライブレコーダーの電源コードをつなぎ、車のプッシュスタートボタンを押して、電源が入ればOKです!
問題なければ車の電源をOFFにし、本設置に進むために、ドライブレコーダーを外し、バッテリーのマイナス側を外し、③を取り付けたボルトをしっかりとめておきましょう。
電源コードをフロント側に取りまわす
まず、電源コードをフロントガラス側に持っていくための作業を行います。
電源コードをフロントガラス上に持っていくルートとして、
- 一度ヒューズボックス側(内側)からAピラー側(外側)に出す
- 出たところからドアのシーリングゴムの中を通ってAピラーに向かう
- Aピラーの中を通ってフロントガラス上部まで行く
- フロントガラス上部と天井の隙間を通って設置位置まで行く
というルートを選択しました。
作業としては
- ドア周りのシーリングゴムを外す
- Aピラー側に配線を出す
- Aピラー上部を浮かせる
- シーリングゴム取り付け部分に電源コードを這わせる
となります。
フロントガラス上部と天井の隙間にケーブルを押し込む、という作業があるのですが、こちらは全ての確認が完了後に仕上げで行うことにします。
必要なものは
- 先ほど取り付けた電源コード
- フロントカメラ~リアカメラへのコード
- 結束バンド
となります。
リアカメラへのコードも途中から同じルートを通るため、ここでまとめて通しておきます。
まずはゴムの取り外しです。
ゴムを全て外す必要はありませんが、リア側もこのルートを通っていくため上部は外してしまったほうが早いです。
どこでもいいので引っ張ると外れるので
外れた場所からするすると
後ろはこの辺りまで取り外します。
前側も外していきます。
前はヒューズボックスのあたりまで外すと
隙間からヒューズボックスが覗けます。
あとは、電源コードを通すだけです。
通ったら、電源コード~カメラ取付位置までの長さ分外側に引っ張ります。
ここで、リアカメラへつなぐためのコードも用意します。
フロントカメラの取り付け位置をおおよそで決定します。
次に、Aピラーの上側の隙間を引っ張って隙間をつくります。
その隙間をケーブルを通していきましょう。
このように、カメラまでの分を残した状態にしておきます。
フロントカメラの取り付け、ならびにこれらのケーブルのフロントガラス上部の処理は後戻りの可能性を考慮し最後に回します。
つぎに、Aピラー~ヒューズボックスまでの配線を完了していきます。
ゴムを戻しながらゴムの隙間に電源コードを挟んでいきながらAピラーの先から下までいきます。
なお、Aピラーの先から扉の後ろ側はリアカメラへ向かうコードを通すためまだそのままです。
このような見た目になればほぼ完了です。
あとは、結束バンドなどで余った電源ケーブルやヒューズ端子などを止めて、ボックスを閉めたら完了です!
リア側のコードを取りまわす&リアカメラ取付
次に、リア側のコードを配線します。
リア側のコードをリアガラス上に持っていくルートとして、
- Aピラー上側からシーリングゴムの中を通ってBピラーに向かう
- Bピラー上部と天井の隙間を通ってBピラーを通過する
- Bピラー上部からシーリングゴムの中を通ってリアガラス後部のCピラーまで行く
- Cピラー上部と天井の隙間を通ってCピラーを通過する
- Cピラー上部からトランクのシーリングゴムの中を通って設置位置のボディ側までいく
- トランクボディ側~トランクドアの点検口?を通ってトランクドア側にいく
- トランクドア側のカバー内を通って設置地位まで行く
というルートを選択しました。
6は正直もっといいルートがあるのかもしれませんが、このルートが簡単だったため作業性優先で選択しました。
作業としては
- ドア周りのシーリングゴムを外す
- フロントドアのシーリングゴム取り付け部分にコードを這わせる
- Bピラーの隙間にケーブルを押し込む
- リアドアのシーリングゴム取り付け部分にコードを這わせる
- Cピラーの隙間にケーブルを押し込む
- トランクのシーリングゴム取り付け部分にコードを這わせる
- トランクドアの上部のカバーを外し、コードをトランクドア側に通す
となります。
ルートに距離もあり、通過する箇所も多いため作業が多いように見えますが、最後以外は同じことの繰り返しなのでそれほど難易度が高いわけではありません。
必要なものは
- フロントカメラ~リアカメラへのコード
- 結束バンド
となります。
まずは、Aピラー側からBピラー側までゴムの中を通していきます。
隙間に線を突っ込んで、ゴムを閉じる
ひたすら繰り返していきます。
Bピラーまで届いたら、ゴムを止める前にBピラーを通過していきます。
ケーブルを隙間に当てて、見えなくなるように押し込んでいきます。
ヘラがあるとよいかもしれません。
また、あまり線を突っ張ってしまうと最後にフロントドアのゴムが止まらなくなるのでそのあたりの加減もしましょう!
無事Bピラーを通過したら、
次はリアドアのゴムを外して、同じようにCピラーまで進みながらゴムを戻していきます。
Cピラーも行うことはBピラーと同じです。
隙間に差し込んで
押し込みながら進んでいきます。
つなぎ目も
どんどん押し込んで進んでいきましょう
ようやくトランクの場所まできました。
ここで、トランクの確認です。
トランクのボディ側のゴムは
結構厚みがあるため外さず、隙間を押し込んでいくイメージで行きます。
最初に、若干天井のほうが高いので段差を乗り越え
後は設置位置である中央までずんずん進みます。
中央付近まで来たところでトランクドア側に向かうため、コードがゴムを超えるようにします。
ここで気付いたのですが、リアへ向かうコードがまだ大量に余っています。
配線の隠し場所に困りました。
最初に考えたのは天井裏です。
試してみました。
また、コードは止めておかないと不快な音の原因となるため結束バンドやスポンジなどで止めましょう。
今回は結束バンドのカチャカチャ音も嫌だったので余っていたスポンジで巻きました。
結果、大失敗です。
あまりにコードが多過ぎて収まりません、、、。
これはトランクドア側しかないな、と思い作業を進めます。
まずはトランクの配線を完了すべくゴムを戻します。
次にトランクドアの処理です。
トランクドアのカバーを取り外します。
この黒い部品を外します。
端の部分を引っ張ると簡単に外れるはずです。
そのままパキパキと外していきます。
外すとこのようになっています。
いや、こんなスポンジは入っていないはずです。
私が静穏化目的で対策したためです。
この隙間に余ったケーブルを収納しようと思いました。
では、ケーブルをトランクドア側に持っていきます。
真ん中下にある黒いキャップのようなものを外します。
外したら、ここにコードをいれます。
まずは余ったケーブルを全てトランクドア側に持っていきます。
しっかし、すごい量残ってるなあ、、、。
リアカメラに設置するのに必要な長さを残し、残りは束ねてしまいます。
リアカメラに設置するためのケーブルを先に取り付けていきます。
カチャ音がいやだったので適当にテープでケーブルを止めていきます。
また、右のボックスに余ったケーブルを突っ込みます。
ここまできたら、下の黒い蓋を閉めます。
ここだけケーブルが見えるのは気に入りませんが、トランク開けた時だけなので割り切ります。
また、黒い蓋は無理やり止めるため、外れてくる可能性があるためしっかり止めます。
ここまできたらリアカメラを取り付ける作業に入ります
ケーブルとリアカメラを取り付けます
場所を確認しながら慎重にカメラを両面テープで止めます。
私はこの辺りに取り付けました。
ここより上だとワイパーが届かず、写りがめちゃくちゃ悪いです。
(というかリアガラスが汚かったのでそれを指標にした)
これでリアカメラの取り付けは完了です!
フロントカメラ取付
最後にフロントカメラを取り付けていきます。
まずはフロントで宙ぶらりんになっているケーブルを天井に押し込んでいきます。
先に、フロントカメラを貼り付け、ケーブルを差し込み、天井までの部分を完了させて天井に押し込んでおきます。
そして、余ったケーブルをAピラーの端まで誘導して、中に隠します。
後は、設置位置側から押し込んで
Aピラーを閉じれば完了です
うーん、肝心の写真がボケボケ、、、。
そのうち撮りなおします、、、、。
動作確認、角度調整
最後にバッテリーのマイナス側を再度とりつけ
エンジンをかけて動作確認、カメラの設定や角度の調整を行いましょう!
最後に
今回は写真撮影、取り回しや取り付けの確認などがあったため2時間ほどかかりましたが通常なら1時間ほどで作業できると思います!
ディーラーに頼んだ場合の工賃を考えるととってもコスパがよいと思います!
WDT500そのもののレビューはこちらの記事で!
こちらのレビューでも書きましたが、Gセンサーの調整は難しいですね。
レヴォーグは足回りも硬いので、段差やでこぼこ道でピーピーGセンサーによる記録がされることはもはや慣れてきたレベルです。
写りも不満なく、とても満足しています!
皆さんも挑戦あれ!