今回は愛用のデジタル一眼レフカメラCanon EOS Kiss X5をSONY α6400に買い替えた話です。
- 私とカメラ、EOS Kiss X5について
- そして訪れるEOS Kiss X5からのアップデート
- EOS Kiss X5からアップデートする機器の選定
- カメラボディの選定
- 標準レンズの選定
- 望遠レンズの選定
- 単焦点レンズの選定
- フラッシュの選定
- ミラーレス一眼とバッテリ問題の解決
- レンズプロテクターやら液晶保護フィルムやら
- さいごに
乗り換え構成のみに興味がある方は上記リンクより各種選定まで移動することをお勧めします!
私とカメラ、EOS Kiss X5について
私は昔からカメラっ子だったかというと、そうではありませんでした。
ただ、小さいころに親からフィルム一眼レフカメラを借りて動物園で写真を撮った時は物凄く面白かった記憶があります。
これは私が小学生のころ撮影した写真
とにかく動物が好きで好きで、夢中になって、でもフィルム枚数も限られているので慎重に撮影していました。(この感覚はフィルム時代の良いところかなと。浜田雅功と槇原敬之のチキンライスがなぜが思い出されました笑)
その後も釣りや遠出の際は「写ルンです」を持って行って撮影はしていました。
そして月日は流れ、バイクで旅に出るために買ったデジカメでの撮影が楽しくて、少しずつカメラにハマっていくことに。
この時購入したのはSONYのDSC-T30。
何より前のスライドをずらすだけで撮影が可能、という点がバイク旅にぴったりで惹かれました。
いつでもどこでも手軽に撮影できる優れものでした
そして5年ほどDSC-T30を使用していました。
ですが、やはりデジカメの限界を感じることが多くなってきました。
ズームはデジタルズームだし、暗いところではからっきしだし、何より写真を撮影していることが増えてきている自分に気付きました。
これはまだましなほう。夜はカメラ固定して撮影しないとシャッタースピードが遅すぎて全くダメダメ。
ここからは一眼レフを買ってステップアップしようか、でも買って使わなかったらどうしよう、の押し問答で気が付けば3年がたってしまいました笑
何より当時5万円を超える出費は一大決心が必要でしたし、5年で5000枚撮影していたペースが3年で1500枚とペースダウンしていたことも影響しました。
ただ、今の奥さんと付き合うことになり、今まで撮影していた風景以外に被写体も見つかったところでついに購入に踏み切りました。
購入したのはCanon EOS Kiss X5 ダブルズームキット でした。
理由は
- 当時すでにKiss X6iが発売され、X5は型落ちで価格が下がっていた。
- X6iとX5は性能差が少なかった(当時は連射性能の大切さに気が付かなかった)
- 何となく、一眼レフはCanonがよさそうだった。
- デジカメで困っていた望遠の撮影がしたかった。
といったコスト以外は適当過ぎる理由でした。
8年ぶりのカメラアップデートはそれはそれはすごいものでした。
遠くは撮れるわ暗くてもシャッタースピードを制御できるわボケボケ写真は撮れるわでカメラにドはまりしてしまいました。
(決して腕が上がったわけではありません)
またしても年間1000枚越えのペースで撮影するようになりました。
そして単焦点レンズを買い増したり、フラッシュを購入したりとEOS Kiss X5を6年ほど使用していました。
うーん、今振り返ってみると小さいころからカメラが意外と好きだったのかもしれませんね。
そして訪れるEOS Kiss X5からのアップデート
EOS Kiss X5をアップデートしたいなーと思い始めたのはEOS Kiss X5購入から3年ほど経ってから。
私は結婚し、子供が産まれ、てくてく歩くようになってきました。
昔の被写体は風景メインの嫁さんや友達といった「動かないもの」か「止まってくれるもの」でした。
もちろん動物も撮っていましたが、撮影難しいなーと思っていました。
その被写体に「子供」が追加されたことで状況が一変しました。
具体的には
- 子どもの動きにピントが合わない(オートフォーカスが追い付かない)
- 子どもの動きに連射が追い付かない(正面を見ている瞬間が少ない)
- 子どもとの移動にデジタル一眼レフをぶら下げて移動するのは大変(荷物がかさばる)
といった問題が発生してきました。
運動会や発表会、お出かけなどでピンボケや肝心の瞬間を逃すといった成功率の低下が著しいのです。
また、カメラを出す機会そのものも奪われ始めていました。
運動会のゴール目前で置きピンせずに撮るとこんな残念な事に…
もちろん私の腕がないことも問題ですが、私はあくまで「記録」が撮りたいのです。
そーやって2年間、どうすればより成功率があげられるかあれこれ頑張ってみたものの、なかなか成功率はあがらず。
そこに二人目が産まれ、正直限界でした。
まず、落ち着いて撮影することすらままならないのです。
ここはもう、機器のアップグレードしかないでしょう、と。
それに、EOS Kiss X5を使用して、カメラは一生の趣味になる、と確信しましたし、何より子どもの今しかない瞬間を逃し続ける機会損失は何よりも勿体ないと思いました。
EOS Kiss X5購入から約6年、ついにアップグレードに向けて舵を切りました。
EOS Kiss X5からアップデートする機器の選定
以下は妻への説明資料を抜粋したものです笑
よって、項目名がおかしいところは目をつぶってください。
カメラに詳しくない人にも理解してもらえるようにあえてそうしています。
まずは、現状の機器の状況です。
カメラ
レンズ
フラッシュ
正直、フラッシュが買って2年でめちゃくちゃ勿体ないです。
そして、課題を整理します。
- カメラの古さ、エントリークラスであることで以下の問題が発生
- ①オートフォーカス(AF)が遅い、動きの多い子供にピントが合わない
- ②連射性能が低く(1秒間に3.7枚)、写真をとりのがす
- 購入時と使用目的が異なるため以下の問題が発生
- ③子供の撮影がメインのため持ち出しが容易で軽量なものがよい
以上により、大切な写真に多数のミスが発生している!(もちろん腕の問題もある)
カメラボディの選定
そして、カメラボディの選定候補です。(一番上は現状のボディ)
青色はプラス要素、オレンジはマイナス要素として色分けされています。
まず、SONYのα7 ⅲがフルサイズでコスパ最強!とネットで話題だったので、当初はα7 3を購入するつもりでした(おいおい)
ですが、価格が高すぎること、重量が今より重いことにより辞めることにしました。
大切なのは課題の①~③をクリアすることです。
でもAFセンサーの多さとか、連射の早さとか、フルサイズに対する憧れとか、いろいろ後ろ髪引かれるところはありますよね笑
次に気になっていたのはEOS 7D Mark2です。正直7D MarkⅡは前々から喉から手が出るほど欲しかったので、7D MarkⅡはずっと前から買い替え候補でした。
7D Mark2だと今のレンズやフラッシュも流用できるし、CANONer(勝手にCANONユーザの呼称を決定)としては7D Mark2カッコイイ!!と思っていたためです。
ですが、何てたって重い。この重量は正直カメラガチ勢しか無理です。
で、やっぱり軽さを考慮するならミラーレス一眼レフしかないと思ったのです。
一眼レフユーザにとって、ミラーレス一眼レフってなんだか偽物感というか、アマチュア感というか、あんまりいい思いってないと思うんです。
でも、私はEOS Kiss X5を購入したときに同時にOLYMPUSのPEN E-P3を嫁さん(当時は彼女)に買ってあげてて、ミラーレス一眼に抵抗ってあんまりなかったりするんですよ。
また、今のミラーレス一眼は顔認識AFや瞳AF機能があって、成功率を上げるにはもってこいだと思ったんです。
カメラ任せで何が面白いかって?目的は問題なく子どもの写真を一枚でも多く撮ることなので、それで十分面白いのです。
また、ハイテク好きの私にはもってこいだとも思いました。
その中で選んだのはSONYのα6400でした。
|
理由はAFセンサーの多さ、AFの速さ(世界最速だとか)、そして動体AFがあるという点です。
また、α6400は出たばかりですし、憧れのα7 3に引けを取らない充実機能、という点も一押しでした。
そして、α6400とE 18-135mm F3.5-5.6 OSS がセットで137037円、20000円引きで購入が可能というキャンペーンも後押しに拍車をかけました。
選定理由まとめ
- 課題のAF性能、連射性能で不満がない。(①②)
- 重量が2/3ほどになり持ち出しが容易。(③)
- 価格が高すぎない
- 動体のAFがある
標準レンズの選定
カメラボディが決まったとなれば次はレンズです。
まずは標準レンズ(一番上は現状のレンズ)
決めたのはE 18-135mm F3.5-5.6 OSSです。
|
選定理由は
- 現在のレンズよりズームが可能
- SEL1670Zは写りがよいが値段が高い
- キャンペーンでお得に買える
です。
望遠レンズの選定
次は望遠レンズ(一番上は現状のレンズ)
望遠レンズは正直言って安くていいもの、というとそもそも選択肢がほとんどありません。
そして現状250mmまでいけるので250mm未満となるのは厳しいです。
そして250mm以上となると、10万円を超えてくるラインナップばかりです。
正直望遠を使用する機会は運動会等限られているので、ここに10万円はきびしいです。
そこで一つ、シグマの18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMという選択肢が浮かびました。
このレンズはシグマのMOUNT CONVERTER MC-11 CANON EF-E ソニー用 というアダプタを噛ませることで、α6400で使用できる、という代物です。
|
|
問題は重いこと、そして肝心の動体AFの動きが怪しいというネット情報です。
これは困った…と調べていたところ、「Canon EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」は本来シグマのMOUNT CONVERTER MC-11 CANON EF-E ソニー用のアダプタは物理上つかないが、加工することで取り付け可能で、動体AFもばっちり動く、という情報を見つけました。
…これは試すしかない!ということで今回はシグマのMOUNT CONVERTER MC-11 CANON EF-E ソニー用のアダプタを購入し、もし現行望遠レンズが使用できればよし、使用できなければシグマレンズを購入、という結論になりました。
シグマのMOUNT CONVERTER MC-11 CANON EF-E ソニー用のアダプタの加工、CANONレンズの動作検証は別記事にて(後日アップデートします)。
単焦点レンズの選定
次は単焦点レンズ
これはもはや一択でした。
|
現状と似たような使用のもので安価なものはこれしかないんです。
高価なものはたくさんあるんですよ、たくさん。
SONYのレンズラインナップの少なさは望遠レンズでもそうですが苦労します…。
フラッシュの選定
最後にフラッシュ
これもこれしか選択肢がありません。
|
SONYさん、ボディはお買い得なのに周りが高いです…
ミラーレス一眼とバッテリ問題の解決
そして、ミラーレス一眼レフ、特にα6400の最大の問題点は「バッテリーが持たない」ことです。
ですが、純正品はとっても高価です。
そして、α6400は充電器は付いてきません。
ということで、Amazonで互換バッテリ+充電器のセットを購入しました。
下記のNewmowa NP-FW50 充電器キットというものです。
バッテリが2個ついて、さらに2個まとめて充電が行えます。
バッテリが80%しか充電されない、なんてレビューも見ますが、SONY純正のバッテリは1つで同じくらいの価格ですし、
|
充電器セットは以下ですが、
|
高すぎて、これなら互換バッテリを大量に買ったほうがましです。
レンズプロテクターやら液晶保護フィルムやら
あとは
レンズプロテクターを
E 18-135mm F3.5-5.6 OSS は55mmなので以下
E 35mm F1.8 OSS SEL35F18 は49mmなので以下
|
そして液晶保護フィルムは以下
を購入して完了です!
さいごに
今回は乗り換えに関する情報でしたが、届いたら次は色々なレビューを書いて、下記にリンクを載せていきたいと思います!